
〔書評〕歴史書の棚 欧州変革に煽られたユーゴ 「実験国」の模索は続く=本村凌二
エコノミスト 第100巻 第3号 通巻4730号 2022.1.18
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第3号 通巻4730号(2022.1.18) |
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ページ数 | 1ページ (全948字) |
形式 | PDFファイル形式 (300kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
ユーゴスラヴィアはなんとも遠く感じる。もともと「南スラヴ」を意味するらしいが、日本人の世界史の知識は、西ヨーロッパ経由か東アジア経由のものが大半だから、バルカン半島はどうしても疎くなる。 とはいえ、「ユーゴスラヴィアの現代史はまだ幕を下ろしていない」という謳(うた)い文句で、連邦解体から30年、全面改訂の柴宜弘『ユーゴスラヴィア現代史 新版』(岩波新書、990円)が出た。 旧版の本書は1996年…
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