〔書評〕『石橋湛山の経済政策思想 経済分析の帰結としての自由主義、民主主義、平和主義』 評者・田代秀敏
エコノミスト 第99巻 第24号 通巻4704号 2021.6.22
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第24号 通巻4704号(2021.6.22) |
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ページ数 | 2ページ (全1265字) |
形式 | PDFファイル形式 (455kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
◇著者 原田泰(名古屋商科大学ビジネス・スクール教授) 和田みき子(近代史研究家) 日本評論社 3960円 ◇完璧な経済認識と小日本主義 歴史に消えた慧眼を追う「百年後少なくも二億四五千万人を養うべき大領土を余儀なくせらる」 北一輝が1923年に著した『日本改造法案大綱』の一節に取りつかれた人々は大日本主義を掲げ、満洲事変、2・26事件、日中戦争へと日本を暴走させた揚げ句に破滅させた。 一方、石…
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