〔書評〕『タックス・ヘイヴンの経済学 グローバリズムと租税国家の危機』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第99巻 第20号 通巻4700号 2021.5.25
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第20号 通巻4700号(2021.5.25) |
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ページ数 | 2ページ (全1195字) |
形式 | PDFファイル形式 (473kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
◇著者 中村雅秀(立命館大学名誉教授) 京都大学学術出版会 4400円 ◇多国籍企業や超富裕層により横行する租税回避の現状分析 今、世界中の多国籍企業や超富裕層たちがタックスヘイブン(租税回避地)に資産を隠していることは『パナマ文書』『パラダイス文書』などの本で明らかにされている。世界的に格差が広がる中で、今やタックスヘイブンを利用した国際的な租税回避をいかにして防ぐかは、重要な課題の一つである…
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