〔特集〕バブル前夜　Ｑ＆Ａで解説　「米国の金利上昇」　コロナ禍からの回復期待先行　株価を左右するＦＲＢのかじ取り＝美和卓
エコノミスト　第９９巻　第１６号　通巻４６９６号　2021.4.20

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９９巻　第１６号　通巻４６９６号（2021.4.20）
ページ数	2ページ　（全2524字）
形式	PDFファイル形式　（654kb）
雑誌掲載位置	２８〜２９頁目

　昨年後半から上がり始めた米国の金利。その背景を解説しながら、今後の景気、株価を展望する。　Ｑ１　米国の長期金利上昇が目立ち始めた理由は何ですか？　Ａ　ワクチン普及によって新型コロナウイルス感染症禍からの経済の回復が進み、かつ、米国のバイデン政権による１・９兆ドル（約２００兆円）の財政拡大策で経済の成長が一段と加速する見通しが高まったこと、さらに、経済成長加速で物価上昇率（インフレ率）も高まるとの…