〔エコノミストリポート〕原発廃炉 24基の後始末 原発の「大量廃炉時代」に突入 地元を直撃する雇用減と税収減=尾松亮
エコノミスト 第99巻 第16号 通巻4696号 2021.4.20
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第16号 通巻4696号(2021.4.20) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全3294字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1297kb) |
| 雑誌掲載位置 | 33〜35頁目 |
日本では24基の商用原発廃炉が決定している(図1)。廃炉決定原子炉数で、日本は米、独、英に次ぐ世界4位である。廃炉対象設備容量では第3位だ。既に日本は「大量廃炉時代」に突入したと言える。「再稼働の是非」には注目が集まるが、「廃炉決定原発をどうするのか」の議論は手つかずのままだ。廃炉が進むと地域はどのような社会的、経済的な問題に直面するのか。先手を打ってどんな対策を準備できるのか。商用原発廃炉で2…
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