〔いま学ぶ!渋沢資本主義〕/6 鉄道国有化支持に転じた真意=恩田睦
エコノミスト 第99巻 第15号 通巻4695号 2021.4.13
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第15号 通巻4695号(2021.4.13) |
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ページ数 | 2ページ (全2329字) |
形式 | PDFファイル形式 (1247kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
明治初期から全国的な鉄道網を構築するうえで民営にするか、官営にするかという経営形態を巡って、政治家、軍部、そして実業家などがそれぞれの立場から意見を主張した。民営による競争を通じた産業の活性化を重視する渋沢栄一は当初、民営論を唱えたが、時に政府の補助も求め、後に国有化支持に転じた。 一貫するのは、地域の農業や商工業を発展させるインフラとして鉄道を位置づけ、輸送サービスの向上を重視する姿勢だ。 ◇…
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