〔アートな時間〕舞台 初春大歌舞伎 仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場=小玉祥子
エコノミスト 第99巻 第2号 通巻4682号 2021.1.12
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第2号 通巻4682号(2021.1.12) |
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ページ数 | 2ページ (全1339字) |
形式 | PDFファイル形式 (931kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
◇柄の大きさと洒脱な色気 あたり役の中村吉右衛門を堪能 播州赤穂藩元家老の大石内蔵助が浪士を率いて、切腹となった主君、浅野内匠頭の敵、吉良上野介を討った元禄15(1703)年のあだ討ち事件は評判となり、題材にした人形浄瑠璃や歌舞伎作品が次々と誕生した。その決定版「仮名手本忠臣蔵」は、寛延元(1748)年に人形浄瑠璃として初演され、歌舞伎でも人気演目となった。作中で大石は大星由良之助(おおぼしゆら…
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