〔書評〕歴史書の棚 壮大な騎馬民族の視点で相対化した中国史の良書=加藤徹
エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号 2020.5.26
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号(2020.5.26) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全953字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (274kb) |
| 雑誌掲載位置 | 50頁目 |
古松崇志著『草原の制覇』(岩波新書、840円)は「シリーズ 中国の歴史」全5巻の第3巻だ。本シリーズの特徴は、中国を「草原・中原・江南・海域」に4分し、それぞれを有機的に結びつけて語る点にある。古松ら5人の著者がそれぞれ1巻を担当し、今年3月に刊行された第3巻が最新刊となる。 中国史を人体にたとえると、頭は古代・中原の第1巻。肩から腰までの右半身は、江南・海域を中心に南宋までを扱う第2巻。第3巻…
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