〔書評〕読書日記 過酷な環境でも生き抜くシャボテンに人生重ねる=高部知子
エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号 2020.5.26
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号(2020.5.26) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1454字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (265kb) |
| 雑誌掲載位置 | 49頁目 |
×月×日「浪漫」という言葉がある。ロマンじゃなくて「浪漫」。この二つの言葉にどういう差異があるのかと専門的に問われたら全くわからないのだが、私のイメージのなかでは違う。明治期に傷ついた心を抱えながら生きた一人の漢(おとこ)が、シャボテンを通して、駱駝(らくだ)の背に揺られ砂漠を生きる民の人生を送る……。こんな行間から感じるのが浪漫。何となく伝わるだろうか。『龍膽寺雄(りゅうたんじゆう) 焼夷弾(し…
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