〔書評〕歴史書の棚 歴史人口学者の先見の明 今こそ速水融を読む=本村凌二
エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号 2020.5.12
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号(2020.5.12) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全964字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (288kb) |
| 雑誌掲載位置 | 64頁目 |
歴史を長期的・全体的にながめるとき、歴史人口学とよばれる視点はことさら基本となるのではないだろうか。フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッドは現代日本の最大の課題は「少子化」であり、年金、労働力、国防の問題もそこに起因すると指摘している。日本では昨年末に逝去した速水融が泰斗である。 速水融『歴史人口学事始め』(ちくま新書、1000円)は、副題に「記録と記憶の九〇年」とあるように、自分の人生を振…
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