〔書評〕歴史書の棚 イメージ先行の存在 真実に迫る画期的な書=本村凌二
エコノミスト 第98巻 第2号 通巻4633号 2020.1.14
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第2号 通巻4633号(2020.1.14) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全943字) |
形式 | PDFファイル形式 (280kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
ヴァイキングには略奪者の印象が強い。「角のついた兜(かぶと)をかぶった北欧の海賊」がユーラシア西北岸に出没するかのように語られてきた。だが、じっさいには兜に角はなく、平時には商人であり農民でもあった。 レジス・ボワイエ『ヴァイキングの暮らしと文化』(白水社、3000円)は、謎めいて見える集団をめぐって、その社会、陸上生活、海上生活、たいせつな日々(出生・結婚・葬儀・重要行事など)の実態に迫る歴史…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全943字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。