〔エコノミストリポート〕秋の味覚が大ピンチ! サンマ不漁に二つの理由 量の減少と回遊ルート変化=具志堅浩二
エコノミスト 第97巻 第48号 通巻4629号 2019.12.10
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第48号 通巻4629号(2019.12.10) |
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ページ数 | 3ページ (全3340字) |
形式 | PDFファイル形式 (1495kb) |
雑誌掲載位置 | 68〜70頁目 |
サンマが取れない。サンマ漁業者団体の全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)がまとめた今年8〜10月末までのサンマ漁獲量は2万299トン。前年同期(9万6788トン)のわずか2割だ(表)。 不漁を受け、各地のサンマ祭りの中には中止となるケースも現れた。「サンマ不漁は漁業者にとって死活問題。このままでは地元がさびれかねない」と訴えるのは、北海道東部、厚岸(あっけし)町にある厚岸漁業協同組合のさんま…
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