〔アートな時間〕美術 円山応挙から近代京都画壇へ 代表作の中で原点に触れる 写生を基礎に創意工夫=石川健次
エコノミスト 第97巻 第36号 通巻4617号 2019.9.17
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第36号 通巻4617号(2019.9.17) |
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ページ数 | 2ページ (全1237字) |
形式 | PDFファイル形式 (926kb) |
雑誌掲載位置 | 96〜97頁目 |
まずは図版を──。3匹の小犬である。誰が見てもそうと分かるに違いない。かわいくて、愛らしくて、などと感想を抱くのも私だけではないだろう。描いたのは、江戸時代中期の絵師で写生画の創始者として知られる円山応挙(まるやまおうきょ)(1733〜95)だ。 応挙と同時代の読本(よみほん)作者で『雨月物語』で有名な上田秋成はこう書いた。「絵は應挙が世に出て、寫生といふ事のはやり出て、京中の繪が皆一手になった…
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