〔にわかに高まる財政拡大論〕MMTのケルトン教授が来日 保守・左派・リフレ派相乗り=黒崎亜弓
エコノミスト 第97巻 第32号 通巻4613号 2019.8.20
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第32号 通巻4613号(2019.8.20) |
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ページ数 | 4ページ (全4009字) |
形式 | PDFファイル形式 (792kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜85頁目 |
財政拡大の理論的支柱の一つがMMT(現代貨幣理論)だ。そのスポークスマン的存在であるステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大学教授が7月中旬に来日し、シンポジウムや記者会見に臨んだ。「20年以上の間、2%の物価上昇率を達成できていない国で、記者の質問がインフレに関することばかりなのが興味深い」。ケルトン氏は記者会見の終盤、こうあきれた。 MMTは「インフレが起こらない限り、政府は財政赤字にとら…
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