〔書評〕『インサイド財務省』 評者・土居丈朗
エコノミスト 第97巻 第23号 通巻4604号 2019.6.11
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第23号 通巻4604号(2019.6.11) |
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ページ数 | 2ページ (全1203字) |
形式 | PDFファイル形式 (406kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 読売新聞経済部 中央公論新社 1500円 ◇「最強官庁」の凋落 克明に描写を展開 消費増税を10月に控える今、財務省はどうなっているのか。「最強官庁」と呼ばれた財務省が、第2次安倍内閣以降、影響力が衰えた姿を、本書は描いている。 本書の展開の伏線には、経済産業省官僚が安倍首相と近く、そのラインから財務省が外されている、との見立てがある。元をたどれば、安倍首相は、小泉内閣期から、消費増税を…
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