〔書評〕読書日記 等身大の女性僧侶と空海と日々の仏教との関わりを考える=高部知子
エコノミスト 第97巻 第21号 通巻4602号 2019.5.28
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第21号 通巻4602号(2019.5.28) |
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ページ数 | 1ページ (全1385字) |
形式 | PDFファイル形式 (251kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日 スタジオジブリの「かぐや姫の物語」。昨年亡くなった高畑勲監督の最後の作品だが、私の周りにも「あんなに号泣した映画はない」と感想をもらす人が多い、実に深い映画だったと記憶している。その中で静かに流れてくる主題歌「いのちの記憶」を歌っている二階堂和美さんが書いた本『負うて抱えて』(晶文社、1500円)を読んでみた。 彼女はお寺の生まれで、跡取りが自分たち姉妹しかいない都合上、得度する必要があ…
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