〔アートな時間〕映画 長いお別れ 悲哀はあっても悲惨ではない 認知症患者を抱えた家族の日常=勝田友巳
エコノミスト 第97巻 第20号 通巻4601号 2019.5.21
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第20号 通巻4601号(2019.5.21) |
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ページ数 | 2ページ (全1120字) |
形式 | PDFファイル形式 (1075kb) |
雑誌掲載位置 | 88〜89頁目 |
ふた昔前なら一大事だった認知症も、長寿化と医療の発達で珍しい病ではなくなった。内閣府の統計によると、2012年時点で65歳以上の認知症患者は約462万人。深刻なことに変わりないが、映画の中でも普通の光景になりつつあるようだ。 中島京子の小説を原作とした「長いお別れ」も、この病をめぐる物語。しかし中野量太監督は、非日常としての認知症ではなく、認知症を抱えた家族の日常に目を向ける。 映画は2007年…
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