〔書評〕歴史書の棚 楠木正成再評価の機運の中、冷静な実証分析が上梓=今谷明
エコノミスト 第97巻 第19号 通巻4600号 2019.5.14
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第19号 通巻4600号(2019.5.14) |
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ページ数 | 1ページ (全1016字) |
形式 | PDFファイル形式 (317kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
第二次大戦中、軍隊では、上官に「貴様は出身地はどこか」と問われ、「栃木県足利市です」と答えようものなら、鉄拳制裁に遭う、という無茶があったようだ。戦前・戦中、楠木正成(くすのきまさしげ)が「軍神」とあがめられる陰で、割を食ったのがそのライバルの足利尊氏というわけである。 近年、楠公(なんこう)の遺跡がある市町村が連合し、文化庁に日本遺産として申請するなどの動きがあるという。一部メディアも加わる流…
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