〔ザ・マーケット〕ドル・円 円は弱含み＝佐々木融
エコノミスト 第９７巻 第１８号 通巻４５９９号 2019.5.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第９７巻 第１８号 通巻４５９９号（2019.5.7） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全447字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （391kb） |
| 雑誌掲載位置 | ７０頁目 |
日本の投資家は今年１〜３月に、外国債券投資を通じて約３・２兆円の円売りを行っている（筆者推計）。これは、推計13億円程度と過去最高の円売りを記録した昨年とほぼ同じペースである。外債投資に伴う円売りは今後も高水準を維持し、それが円を「弱い通貨」にとどめるとみている。 円売りが増えた理由は、日本の10年国債金利の低迷だ。日銀がマイナス金利政策を導入した２０１６年１月以降、急低下した長期金利は、おおむ…
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