〔学者が斬る・視点争点〕超長期の難題、鍵握る「未来設計力」＝小林慶一郎
エコノミスト 第９７巻 第１２号 通巻４５９３号 2019.3.26
| 掲載誌 | エコノミスト 第９７巻 第１２号 通巻４５９３号（2019.3.26） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全3180字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （819kb） |
| 雑誌掲載位置 | ４８〜４９頁目 |
◇45年後を見据えた水道料金議論 財政破綻の回避や地球環境問題のような持続性についての政策課題は、どれも世代を超える超長期の「投資プロジェクト」と考えると本質が分かる。 政府債務が膨張している日本で、現在世代が増税や歳出カットという「痛み」をコストとして支払えば、子や孫の将来世代は安定した経済というリターンを得る。地球温暖化問題についても、現在世代が温室効果ガスの排出削減のためのコストを支払えば…
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