〔書評〕歴史書の棚 明治の暗部に切り込み、全国社寺を踏破した労作=今谷明
エコノミスト 第97巻 第10号 通巻4591号 2019.3.12
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第10号 通巻4591号(2019.3.12) |
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ページ数 | 1ページ (全944字) |
形式 | PDFファイル形式 (334kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
廃仏毀釈(きしゃく)とは、明治新政府によって出された神仏分離令を実施する過程で過熱化して広まった民衆の運動である。その意味では、中国の文化大革命やイスラム教過激派の遺跡破壊運動(バーミヤン、パルミラ等)とも軌を一にする宗教運動であるが、日本のそれは、長い前近代の“神仏習合”という特殊な宗教融和のあり方と深く関わって起こった運動であり、本稿ではあえて維新前宗教史の問題として取り上げたい。 神仏分離…
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