〔特集〕大論争 米長短金利逆転 過去3回はすべて景気後退だが要因異なり、類似パターンなし=小玉祐一
エコノミスト 第96巻 第38号 通巻4569号 2018.10.2
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第38号 通巻4569号(2018.10.2) |
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ページ数 | 2ページ (全2248字) |
形式 | PDFファイル形式 (1653kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
米国における長短金利差の縮小を、景気後退局面入りの兆候とみなすかどうかで識者の意見が割れている。代表的な指標である2年債と10年債の金利差をみると、2014年以降、持続的な縮小傾向が顕著になっている(図)。今年に入り、8月末には一時0・2%を割り込むなど、この先逆転も十分考えられる状況である。 保有する債券の残存期間が長ければ、投資家はその分、価格変動リスクや流動性リスクを抱え込むため、見返りに…
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