〔アートな時間〕クラシック　調布国際音楽祭２０１８　緑豊かな町で開かれるコンサート　寺の本堂で聴く演奏会も魅力＝梅津時比古
エコノミスト　第９６巻　第２４号　通巻４５５５号　2018.6.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第２４号　通巻４５５５号（2018.6.19）
ページ数	2ページ　（全1220字）
形式	PDFファイル形式　（1255kb）
雑誌掲載位置	９６〜９７頁目

　音楽を聴くには、あまり大きくなく、手ごろな大きさの都市がいい。コンサートを聴き終えたあと、なんとなく歩きたくなるような町。文化の洗練された香りもほしいし、豊かな自然にも触れたい。静けさも味わえる所なら、さらにいい。　かくも贅沢(ぜいたく)な望みを叶(かな)えてくれる音楽祭がある。東京にありながら、大きすぎず小さすぎず、しゃれた都市環境を持つ町、東京都調布市で行われる「調布国際音楽祭」である。　こ…