〔アートな時間〕映画　ビューティフル・デイ　自殺願望を抱えた元軍人の男　少女をもてあそぶ裏社会と戦う＝野島孝一
エコノミスト　第９６巻　第２３号　通巻４５５４号　2018.6.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第２３号　通巻４５５４号（2018.6.12）
ページ数	2ページ　（全1167字）
形式	PDFファイル形式　（933kb）
雑誌掲載位置	９６〜９７頁目

　スコットランド出身の女性監督、リン・ラムジーが、癖のあるプエルトリコ出身俳優、ホアキン・フェニックスを主人公に起用した異色作。昨年の第70回カンヌ国際映画祭では、ラムジー監督が脚本賞、フェニックスが男優賞を受賞した。ラムジーは２０１１年、心理サスペンス映画「少年は残酷な弓を射る」を監督。主演のティルダ・スウィントンがヨーロッパ映画賞などを受賞して話題となった。「ビューティフル・デイ」はそれ以来の…