〔グローバルマネー〕「安全保障」を拡大解釈して貿易制限する米国
エコノミスト 第96巻 第14号 通巻4545号 2018.4.3
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第14号 通巻4545号(2018.4.3) |
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ページ数 | 1ページ (全1119字) |
形式 | PDFファイル形式 (246kb) |
雑誌掲載位置 | 23頁目 |
トランプ米大統領が3月8日に署名した鉄鋼とアルミニウムに対する高率の関税措置は、国家安全保障を理由として導入された。兵器に使われるような鉄鋼やアルミニウムの供給を海外からの輸入に頼っていては、国家安全保障上万全とは言えない、ということらしい。 周知のように国家安全保障を理由とした貿易制限措置は、国際法上認められている(GATT=関税と貿易の一般協定=21条)。しかし、これは自由貿易の例外であり、…
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