〔学者が斬る・視点争点〕独に学ぶ増税時の政策選択=嶋田崇治
エコノミスト 第96巻 第7号 通巻4538号 2018.2.20
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第7号 通巻4538号(2018.2.20) |
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ページ数 | 2ページ (全3111字) |
形式 | PDFファイル形式 (558kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇低中間層の生活下支えで不安軽減 消費税率10%への引き上げは既に2度延期されている。これは人々の増税に対する強い抵抗感の表れだといえよう。前回の論稿(2018年1月16日号)では、政府への信頼と租税抵抗の緩和との関係について触れたが、財政健全化を考える上で、この点について理解を深めることは有意義だろう。以下では、ドイツの経験を踏まえ、その条件に迫ることにしたい。 ◇日本との相違多数 財政収支改…
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