〔特集〕みんなの「労働法」　労基署はこう動く！　メディア活用で世論喚起へ　長時間・過重労働に厳しく＝森井博子
エコノミスト　第９６巻　第７号　通巻４５３８号　2018.2.20

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第７号　通巻４５３８号（2018.2.20）
ページ数	3ページ　（全4061字）
形式	PDFファイル形式　（740kb）
雑誌掲載位置	２５〜２７頁目

　電通の違法残業事件で、厚生労働省が設けた「過重労働撲滅特別対策班」（通称「かとく」）が全国規模の大がかりな捜査に乗り出したことが、社会的に大きな注目を集めた。この事件を契機として、厚労省は長時間・過重労働対策にさらに力を入れ、全国の労働基準監督署の監督・指導も厳しくなっている。電通事件がもたらしたインパクトは相当なもので、今後は「働き方改革」も前面に打ち出し、監督・指導を行うことになると見られる…