〔出口の迷路〕金融政策を問う/17 金融緩和政策に「限界」はない=嶋津洋樹
エコノミスト 第96巻 第5号 通巻4536号 2018.2.6
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第5号 通巻4536号(2018.2.6) |
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ページ数 | 2ページ (全3457字) |
形式 | PDFファイル形式 (463kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
金融緩和政策には限界があるという議論がある。ここでいう「限界」とは、総需要の停滞とともに雇用情勢が悪化し、物価が低下するなど、経済が緩和的な金融環境を必要としているにもかかわらず、中央銀行がそれを提供できない状態を指している。「弾切れ」と表現されたりもする。 たとえば、かつては政策金利がいったんゼロまで引き下げられてしまうと、一段と緩和的な金融環境を作り出すことは不可能だと考えられていた。不可能…
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