〔東奔政走〕「米国の空白」を生み出さない周到な「河野外交」の向かう先=及川正也
エコノミスト 第96巻 第3号 通巻4534号 2018.1.23
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第3号 通巻4534号(2018.1.23) |
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ページ数 | 2ページ (全2552字) |
形式 | PDFファイル形式 (326kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜77頁目 |
新年早々で恐縮だが、今年の日本外交を展望するにあたって、まず頭の体操をしていただきたい。もし、ロシアがウクライナに軍事侵攻し、アラブ諸国やイランがイスラエルを攻撃し、中国が沖縄県・尖閣諸島を占拠する事態が同時に起きたら、米国は真っ先にどこに駆けつけるだろうか──。 米国はウクライナ政府を支援しているが、ロシアとの軍事衝突は避けたいはずだ。政府軍への武器支援などでお茶を濁す公算が大きい。 アラブ諸…
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