〔ＷＯＲＬＤ・ＷＡＴＣＨ〕スウェーデン　文化人にセクハラ疑惑　ノーベル賞に傷？＝綿貫朋子
エコノミスト　第９６巻　第２号　通巻４５３３号　2018.1.16

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第２号　通巻４５３３号（2018.1.16）
ページ数	3ページ　（全545字）
形式	PDFファイル形式　（666kb）
雑誌掲載位置	６４〜６６頁目

「ノーベル文学賞」の選考団体、スウェーデン・アカデミーが揺れている。同団体と関係の深い文化人による性的嫌がらせ（セクハラ）や性的暴行疑惑が浮上したためだ。　同団体はノーベル文学賞受賞者の決定のほか、文化的な分野の功績者らに対し、さまざまな奨学金や賞金を支給している。１７８６年の創立で、スウェーデン国王を「保護者」とする権威ある団体だ。その会員資格を得ることは、同国文化界の最高名誉の一つとされる。　…