〔アートな時間〕映画 希望のかなた むごい世界を直視しながら逃亡と自由に味方する映画作家=芝山幹郎
エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号 2017.12.5
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号(2017.12.5) |
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ページ数 | 2ページ (全1154字) |
形式 | PDFファイル形式 (930kb) |
雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
世界はやはり狭量になったのか。あんなに繊細で冗談好きなアキ・カウリスマキの映画でさえ、無慈悲なタッチをひと刷毛加えずにはいられなくなったのか。「希望のかなた」(2017年)には、シリアからの難民が出てくる。カーリド(シェルワン・ハジ)というその青年は、故国シリアを逃れて欧州を縦断し、ポーランドのグダニスクから貨物船にこっそり乗り込んでヘルシンキへ上陸したのだ。 その前には、もちろん苛酷で長い旅路…
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