〔書評〕歴史書の棚 矛盾する親米保守 日本を変えるには=井上寿一
エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号 2017.12.5
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号(2017.12.5) |
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ページ数 | 1ページ (全892字) |
形式 | PDFファイル形式 (218kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
戦後日本は「親米保守」の国家路線が長く続いた。今も終わっていない。外交・安全保障政策の観点に立つと、「親米」と「保守」は矛盾する。国家主権を重く見る「保守」が自国の領土に他国の軍隊を駐留させる日米安保条約を容認するはずはないからである。「保守」は対米自主を志向する。佐伯啓思『「脱」戦後のすすめ』(中公新書ラクレ、780円)も同じ立場に立つ。本書の著者は『「アメリカニズム」の終焉(しゅうえん)』(…
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