〔書評〕『いかにして民主主義は失われていくのか 新自由主義の見えざる攻撃』 評者・中尾茂夫
エコノミスト 第95巻 第44号 通巻4525号 2017.11.14
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第44号 通巻4525号(2017.11.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1187字) |
形式 | PDFファイル形式 (323kb) |
雑誌掲載位置 | 58〜59頁目 |
◇著者 ウェンディ・ブラウン(米国の政治哲学者) 中井亜佐子訳 みすず書房 4200円 ◇高等教育受けた大衆が自由を破壊する「逆説」 一般的に自由といえば、理不尽な権力の圧政と闘うデモス(市民や大衆)の声という印象がある。18世紀のフランス革命しかり、1930年代の反ファシズム戦線しかり。しかし著者は、今日流行の新自由主義を、過去の歴史像とは全く異なる「自由民主主義の空洞化」をもたらす「見えざる…
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