〔神鋼の絶体絶命〕労働者を底辺に追い詰める利益至上主義経営の破綻=森岡孝二
エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号 2017.10.31
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号(2017.10.31) |
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ページ数 | 4ページ (全1050字) |
形式 | PDFファイル形式 (2167kb) |
雑誌掲載位置 | 13〜16頁目 |
神戸製鋼所の長期にわたるデータ改ざん問題は1990年代初めのバブル崩壊以降、日本企業で断続的に進められてきた人減らし、正規社員から非正規社員への置き換えといった一連のリストラが背景にある。根深い問題だ。これは神鋼に限った話ではない。 一般的に製造業の現場で人員削減や賃下げ、非正規化が進むと、必然的に技術と経験の豊富な熟練工が減っていく。そうなると生産現場での教育、技能継承もままならず、技術と人の…
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