〔特集〕まるわかり中国 汚職が減った?! 質屋、月餅、飲食店……「反腐敗」で状況一変=前川晃廣
エコノミスト 第95巻 第40号 通巻4521号 2017.10.17
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第40号 通巻4521号(2017.10.17) |
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ページ数 | 1ページ (全1324字) |
形式 | PDFファイル形式 (284kb) |
雑誌掲載位置 | 30頁目 |
「今年の春節(旧正月)明けは、北京の質屋で閑古鳥が鳴いているぞ」と言われたのは、確か2014年の2月だったと思う。2012年秋に習近平氏が中国共産党の総書記に就任して1年余り、「反腐敗キャンペーン」が浸透し始めたころのことだ。北京に住む高級幹部たちが、年末年始に受け取ったさまざまなプレゼントを春節明けに換金するのは毎年の光景。それが、確かにこの年から質屋の商売は低迷が続いた。幹部を接待する高級中華…
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