〔書評〕歴史書の棚 国家を破綻させた日本陸軍の病理=井上寿一
エコノミスト 第95巻 第23号 通巻4504号 2017.6.13
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第23号 通巻4504号(2017.6.13) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全931字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (223kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
昭和戦前史のドラマにおける悪役は、軍部、特に陸軍だったことが通り相場になっている。軍部の政治介入が国家を破綻させたことは間違いない。第一次世界大戦後の「大正デモクラシー」状況の進展をきっかけとして、国内問題への関心と総力戦体制を構築する意思が軍部の政治介入を促した。 戸部良一『自壊の病理』(日本経済新聞出版社、2000円)はそのような軍部の「役割認識」を問題にする。軍人は軍事のプロフェッショナル…
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