〔ワイドインタビュー問答有用〕／６４５　サッカー場の芝管理半世紀＝松村逸夫・ターフアドバイザー（セレッソ大阪）
エコノミスト　第９５巻　第２０号　通巻４５０１号　2017.5.23

　一年中、緑色の美しい芝生が当たり前となった日本のサッカースタジアム。だが、東京五輪が開催された１９６４年当時、冬は枯れるのが当たり前だった。その時代から長く芝生管理に携わり続け、海外にも技術指導に赴いている日本最年長グラウンドキーパーが松村さんだ。（聞き手＝元川悦子・ジャーナリスト）　◇「芝は生き物。毎日精魂込めて世話をすれば美しい」　◇「一番の思い出は02年日韓Ｗ杯。１カ月間、24時間体制で芝…