〔特集〕ビジネスマンのための資本主義入門 宇沢弘文と「資本主義の幻想」 よみがえる社会的共通資本=関良基
エコノミスト 第95巻 第18号 通巻4499号 2017.5.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第18号 通巻4499号(2017.5.9) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3046字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (578kb) |
| 雑誌掲載位置 | 36〜37頁目 |
効率性を最優先とする資本主義が生み出す貧困と格差、また、平等を最優先にした社会主義が生み出す官僚主義と市民的自由の侵害をそれぞれ批判し、「社会的共通資本」を鍵概念として、資本主義・社会主義のいずれの体制とも異なる、「もう一つの道」を模索し続けた経済学者がいた。ノーベル経済学賞の候補者として長年、名前が挙がってきた宇沢弘文氏(1928〜2014年)である。宇沢氏は、どのような未来社会を構想していた…
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