〔商社の深層〕／６１ 住商、泥沼の資源ビジネス ブラジル鉄鉱石で訴訟ざたに＝井戸清一
エコノミスト 第９５巻 第１１号 通巻４４９２号 2017.3.21
| 掲載誌 | エコノミスト 第９５巻 第１１号 通巻４４９２号（2017.3.21） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1401字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （314kb） |
| 雑誌掲載位置 | １１１頁目 |
住友商事が、資源ビジネスではまり込んだ泥沼から抜け出せない。マダガスカルのニッケル事業やチリの銅事業などで減損計上を強いられ続けてきたが、ブラジルの鉄鉱石会社、ＭＵＳＡでは合弁相手である鉄鋼大手のウジミナスともめ訴訟ざたにまで発展した。 住商の資源事業はいわくつきだ。５年ほど前まで三菱商事や三井物産が資源ビジネスで大いに潤っていた頃、これを弱みとしていた住商は収益力で引き離され、辛酸をなめてきた…
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