〔書評〕歴史書の棚 大東亜共栄圏とは何か 歴史論争に決着?=井上寿一
エコノミスト 第95巻 第10号 通巻4491号 2017.3.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第10号 通巻4491号(2017.3.14) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全926字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (237kb) |
| 雑誌掲載位置 | 58頁目 |
先の大戦は「アジアの解放」「大東亜共栄圏の建設」が目的だったのか。今も議論がかまびすしい。河西晃祐『大東亜共栄圏』(講談社選書メチエ、1850円)は「解放でも植民地支配でもなかった大東亜共栄圏の姿」を明らかにすることで、この歴史論争に決着をつけようとする試みとして読むことができる。 議論の前提となるのは、本書が示す次の新たな知見である。すなわち「大東亜共栄圏」とは「大東亜勢力圏」を指す。松岡洋右…
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