〔書評〕歴史書の棚 論理で西洋を圧倒した遠藤周作の『沈黙』=本村凌二
エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号 2017.2.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号(2017.2.28) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全948字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (235kb) |
| 雑誌掲載位置 | 62頁目 |
30年前のこと、米コロンビア大学のW・ハリス教授を招聘(しょうへい)したことがある。日本に半月ほど滞在した教授は帰国後「貴兄が抱く日本の優れた小説を5冊ばかり紹介してほしい」という便りをよこした。私は谷崎潤一郎や三島由紀夫の著作とともに遠藤周作の『サイレンス(沈黙)』(講談社インターナショナル版)を挙げておいた。半年後に教授から書簡をもらったとき、そこには次のような文面が記されていた。「遠藤周作…
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