〔特集〕世界史に学ぶ金融政策 政府財政 高橋財政後の昭和史から学ぶ三次元緩和で消えゆく財政規律=馬場直彦
エコノミスト 第94巻 第15号 通巻4444号 2016.4.5
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第15号 通巻4444号(2016.4.5) |
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ページ数 | 2ページ (全2781字) |
形式 | PDFファイル形式 (576kb) |
雑誌掲載位置 | 45〜46頁目 |
日銀は1月29日、マイナス金利政策を決定した。今後は量、質、金利の三次元で金融緩和を推進し、2%物価目標の達成に邁進(まいしん)するという。本稿では、アベノミクスが模範としてきた、1930年代のいわゆる「高橋財政」以降の昭和史を振り返りつつ、三次元緩和下での財政規律について考えてみたい。 ◇当初は「一時の便法」 高橋是清蔵相は、昭和恐慌以降の重度の景気悪化とデフレから脱却するため、金本位制から離…
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