〔日本人のための第一次世界大戦史〕/28 飛行機の発達=板谷敏彦
エコノミスト 第94巻 第2号 通巻4431号 2016.1.12
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第2号 通巻4431号(2016.1.12) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2986字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (495kb) |
| 雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
自動車や潜水艦と並んで、石油を使い内燃機関を動力とする飛行機は第一次世界大戦を特徴づける兵器のひとつである。気球は18世紀の終わりごろから存在したが、動力を持ち重力に逆らって飛ぶ飛行機の発明は20世紀に入ってからである。1903年にライト兄弟が初飛行すると、1909年にはフランス人ルイ・ブレリオがドーバー海峡横断に成功した。 飛行機は戦争の直前に実用化された技術で、当初は偵察や砲弾の着弾観測に使…
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