〔日本人のための第一次世界大戦史〕/25 イギリス海軍の燃料転換=板谷敏彦
エコノミスト 第93巻 第50号 通巻4427号 2015.12.15
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第50号 通巻4427号(2015.12.15) |
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ページ数 | 2ページ (全3023字) |
形式 | PDFファイル形式 (574kb) |
雑誌掲載位置 | 86〜87頁目 |
イギリス海軍は第一次世界大戦直前の1912年に新造戦艦の燃料を石炭から石油に転換した。石油は同じ体積に積載できるカロリーが石炭の倍である。石油への転換は艦の航続距離を伸ばすとともに燃料のボイラーへの投入作業を省略し、艦への積み込み作業を格段に容易にした。 問題は資源の確保だった。イギリスは国内で世界一良質な石炭を産出していたが、石油は遠く海外に求めなければならなかった。 ◇石油への転換 1906…
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