〔アートな時間〕映画 さよなら、人類 コントのような場面の積み重ねに人間の本性がちらりと見える=勝田友巳
エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号 2015.8.4
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号(2015.8.4) |
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ページ数 | 2ページ (全1177字) |
形式 | PDFファイル形式 (710kb) |
雑誌掲載位置 | 116〜117頁目 |
山場なし、オチなし、意味不明。それなのに哀感があっておかしくて、ちょっと不気味。スウェーデンの奇才、ロイ・アンダーソン監督が作るのは、語り口も映像も風変わりな映画ばかり。「さよなら、人類」は、2000年「散歩する惑星」、07年「愛おしき隣人」に続く「リビング3部作」の完結編という。シュールで奇妙、わたしたちの現実とよく似た、でも時代も場所も分からない、どこかの日常のスケッチ集である。昨年のベネチ…
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