〔特集〕円高が来る 1ドル=102円も 過去3回の米利上げ局面は円高 金利差ではなく「上昇余地」がカギ=江守哲
エコノミスト 第93巻 第29号 通巻4406号 2015.7.21
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第29号 通巻4406号(2015.7.21) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1492字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (315kb) |
| 雑誌掲載位置 | 28頁目 |
将来のドル・円相場の動向を探るうえで参考になるのが、過去3回の利上げ局面である(図)。いずれも米国の利上げと日本の金融緩和にもかかわらず、ドル安・円高に進んだ。これは、現在の市場環境にも当てはまる。 9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げが決まる可能性が高まっているが、遅くとも12月までに一度は利上げが実施されよう。利上げ時点を1ドル=120円と仮定した場合、筆者はその半年後には1ドル…
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