〔アートな時間〕映画 イマジン “音で見る”視覚障害者たち 耳で解釈された新鮮な世界=勝田友巳
エコノミスト 第93巻 第19号 通巻4396号 2015.5.12
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第19号 通巻4396号(2015.5.12) |
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ページ数 | 2ページ (全1150字) |
形式 | PDFファイル形式 (693kb) |
雑誌掲載位置 | 120〜121頁目 |
映画は登場人物の目を通して、出来事を伝え物語を語る。主人公が見ているものが、すなわち観客の見ているものとなる。主人公が盲目でも同じことだ。彼や彼女が周囲に起きることを正確に理解できず慌てても、観客には分かっていて、その隔たりが劇的緊張をもたらす。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の悲劇も、「暗くなるまで待って」のサスペンスも、「ブラインドネス」の文明批評も、視覚をさえぎられた主人公が見るべきものを、…
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