〔特集〕資源安ショック シェール革命の恩恵を独占 米国はすでに世界最大の産油国 激変する石油の生産、消費、貿易構造=藤田勉
エコノミスト 第92巻 第50号 通巻4372号 2014.11.25
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第50号 通巻4372号(2014.11.25) |
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ページ数 | 2ページ (全2835字) |
形式 | PDFファイル形式 (393kb) |
雑誌掲載位置 | 26〜27頁目 |
原油価格上昇には、過去に二つの大きな波があった。 一つは、1970年代の2度にわたる石油ショックである。60年代には1バレル=2ドル前後で推移した原油価格は、70年代に約40ドルまで上昇した。しかし、その後、価格高騰は北海、米アラスカ、西アフリカなどの高コストの海底油田の生産増をもたらした。加えて、需要サイドでは電力、自動車などにおいて省エネ技術が普及した。その結果、80〜90年代と原油価格は低…
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