〔特集〕歴史に学ぶマネーと経済 江戸・幕末維新の通貨史 昔は「悪札」とされた藩札 産業振興に活用と再評価=鹿野嘉昭
エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号 2014.5.13
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号(2014.5.13) |
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ページ数 | 1ページ (全1520字) |
形式 | PDFファイル形式 (390kb) |
雑誌掲載位置 | 44頁目 |
◇大名の地域通貨 江戸時代、大名領国内においては西日本地方を中心に、藩札(はんさつ)と呼ばれる地域通貨が決済手段として広く利用されていた。幕末期で発行残高は3000万両といわれており、当時の貨幣発行量の17%を占めていた。藩札はその名が示すように、大名政府が幕府の許可を得て発行した、領内だけで通用する小額紙幣であり、領内の通貨不足解消、あるいは財政赤字の補填(ほてん)が狙いだった。 藩札は通常、…
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