〔特集〕歴史に学ぶマネーと経済 江戸・幕末維新の通貨史 見直される元禄の貨幣改鋳 デフレ脱却図った荻原重秀=村井淳志
エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号 2014.5.13
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号(2014.5.13) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全2830字) |
形式 | PDFファイル形式 (678kb) |
雑誌掲載位置 | 42〜43頁目 |
◇大江戸版アベノミクス 荻原重秀(1658〜1713年)は、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の治世下、勘定吟味役として、日本幣制史上初の本格的な貨幣改鋳を指揮した人物である。 当時、日本は金の生産量が激減し、貨幣が不足する深刻なデフレに陥っていた。そこで幕府は元禄8(1695)年、純金含有率84%の慶長小判を回収して、同57%の元禄小判を新規発行したのだ。純金の含有量は3分の2、その分は銀を増量して、…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全2830字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。